2014/07/12

施しの文化 (vol.3)

ここでは、Donation(寄付)文化が、服などの物品からお金に至るまで、人々の生活に定着している
物品のDonationができるボックスが住宅街のいたるところにある
これは、横にズラリとあるけど、大概1,2こくらいが、1kmおきくらいにある気がする

もちろん、Hastings streetなどにあるthrift store(古着屋とか中古何でも屋みたいなかんじだが、日本のそれとは少し違う)やホームレス支援をしている教会などに直接運ぶということも可能である

着るものだと、アウターやズボン、セーター、シャツなどはもちろんだが、
下着から靴下、ストッキング、靴、水着、バスローブ、ベルト、シーツやタオルなども受け付けている

たまに、新品もあるが、
もちろん、使ったものがほとんどで、
Tバックや、セクシーなランジェリーまであったりする

そういったものが、たくさんの人から毎日寄付として持ち込まれる

売れそうなものであれば、選別されかなりの安価で提供し、その収益は、運営資金などになる

売れなそうで、だけど綺麗なものは、着るものに困る人へ配る用に仕分けされる

靴下、下着類は、使える程度に綺麗なものであれば、洗濯して、
求める人にすぐに渡せるようにしている

あるホームレス支援の場所の受付の裏の棚には、
ブラ、パンツ、タオル、靴下、ナプキン、ティッシュ、コンドーム、傷テープ…など、ありとあらゆる細かい箱に分かれていて、
求める人に、渡していた

また、そこは、シャワーもあるので、
ジャンプー、コンディショナー、石鹸は、ミニボトルでの貸し出しをしている

日本のお風呂屋さんより、サービスがよい

その上、清潔なパンツまでもらえるのだ

旅行中の私より綺麗かもしれない…

おもちゃ、食器、家具、寝具、DVD、装身具なども、もちろん寄付する人はたくさんいる

窓口が広かったり、身近に集積場所があるのは、着なくなったもの、使わなくなったものを、気軽に寄付できて良い

これがもしも、日本のように、何処に持って行けばよいかわからなかったり、限定された物しか受け入れていないとなると、
せっかく寄付しようと考えていても、億劫になってしまい、結局、ゴミになってしまいがちである

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